Mr.9
担当:なじ
気合が空回りとはまさしくこの事である。かなり気合を入れて描こうとした。描こうとしたのだが。ご覧の通り見るも無残な出来映えになってしまった。
基本的に私は彼を描くのが大変苦手である。B・Wで1番描きにくい。その理由で最も大きなモノが「好きすぎる」からなのだが、あとひとつ。 髪の毛が狂気のサタと言うぐらい描きにくいのである。あの絶妙な角度でカールする横髪。あんなモン私に描けるかコンチクショウという気分だ(逆ギレ) しかしまあ私にしてはまだマシに描けた…と…思う……(トーンダウン)


原作:
最も愛すると書いて最愛。そう、Mr.9は私の最愛の人である。
彼との出会いは2001年の9月頃(おお運命的)(ていうか本当に9月だっただろうか)(8月だったかもしれない)
あの頃の私はワンピース自体にあまり興味がなく、B・WましてやMr.9なんて全く興味が無かったというか寧ろ存在を知らなかった。私のワンピース知識なんてダチが持っていた数冊の単行本と同人アンソロジーから得たぐらいのものであった。あの頃はロブソン(毛カバ)が1番好きとかのたまっていた時代だ。
同人誌でチラッと見て「Mr.9」というのはビビがB・Wにいた時のパートナーだということはぼんやりと知っていた。因みに言っておくと私がビビを知ったのは原作でなく同人である(問題点1)。 そして古本屋に出かけた時にワンピースの13巻があり、表紙にビビがいてしかもそれがB・W時らしかったので(B・W時のビビを見てみたかった)、手に取り表紙を見た。 おーこれがB・Wの時のビビかーと思ったぐらいで同じく表紙にいたMr.9およびエージェント達はアウトオブ眼中。
そしてページをめくる。”魅惑のメマーイダンス”を見てオーこれが同人誌にあったアレかーとか何とか思う。サクサクと話は進み、5カップル登場。 「な…!!ちょっと待て!!おれは冠をかぶっているが決して王様なんかじゃないぞ!!!」で、あ、何かこの人いい感じの人だなーと和む。「お…王女であらせられましたかミス・ウェンズデー!!」で、うわっいいなーこの人とツボる。
そして運命の事件。
「事情はさっぱりのみこめねェが…長くペアを組んだよしみだ 時間をかせいでやる……!!! さっさと行きな!!ミス・ウェンズデー」

・・・・・・。


「バイバイベイビー」


体に電撃が走った・・・。
なっ、なっ…えぇ!!?オイちょっと!!?大抵のMr.9ファンの方はここで彼に惚れているが、そりゃそうだ惚れるなと言う方が無理だ!その店には12巻がなかったので次の日あたりに別の古本屋へ出かけて12・13巻を購入。この日から始まるMr.9中毒。丁度パソコンを叔父上より破格の安さで頂いた所だったので、ネットでMr.9検索。素晴らしい9ビビ小説様を山の様に拝見でき、9ビビにどっぷり。ここからが私達のB・W病の始まりでもあった・・・
出会い編。完。
補足しておくと私達はMr.9のことを「王子」と呼んでいる。これはワンピースをよく知らない頃にサンジの「Mr.プリンス」という名称をファンロードで見て、Mr.何番がB・W、というぐらいは知っていたのでそこにプリンスをくっつけて即座に連想されたのがMr.9だった。王様ルックらしいが私には王子様ルックにしか見えない。えりとダチと共に彼の事をプリンスだとか王子だとか呼びまくり、それが定着。日常会話で彼の事をMr.9などと呼んだことはこの1年ばかしまるでない。
名前編。完。
さてそれではいよいよ本格的な語りに入るとしよう。
Mr.9はMr.9である。あんまり強そうに見えないのに「Mr.9」ということは結構強いということだ。 ていうか「9」って別にそんなに強くないじゃんと思われるかもしれないが彼の下にはMr.13をのけてもまだ3人のナンバーエージェントがいるのである。だから結構強いのである。 ステキである。
彼の微妙に紳士くさい言葉遣いが好きである。科白は全部暗記してしまった。お茶目な性格が大変好きである。自称王様Mr.9。ウソップに何者やねんと聞かれて「王様です」と答えてほっぺたつねくられる彼が大変愛しい。 小指を立てるクセもいいカンディ。彼の真似をして小指を立てて文字を書いてみたりもする日々。 そして普段はお茶目というか間が抜けていると言うかな性格なのに、あの最後の別れのシーン。 庇えば自分も消されると言う事をよく理解した上でパートナーを庇った。「ソイツは裏切り者だ」と言われて何そうやったんか捕まえたる捕まえたると言う風に5ペアに加勢してもいいのに、事情もさっぱり飲み込めていないのに、「Mr.5」に敵うわけもないのに、敵わないと判っているのに、「時間をかせいでやる」
ヲっトコマエーーーーーーーン!!!!
SU・TE・KI!!アイラブユー!ウォーアイニー!愛してるって言ってもいいですか!(もう言っとるがな) そして彼のステキさはミス・ウェンズデーによって更に磨きがかかる!あの二人のノリの良さ!バズーカ構える姿も決まってるねとっつぁん!クロールで去る姿もビッグナイスだ! 私の好きなシーンその1!GM号に乗せて貰って双子岬から去る所!まるでちっちゃな子どもの様に二人して手すりによりかかっている!「かえれるわねーみすたーないんー」「そうだなーみす・うぇんずでー」みたいな感じである! 私の好きなシーンその2!おい待て風が変わったぞうそ春一番だビュウの所!二人して腕組みして声揃えて可愛らしいったらありゃしない!このコマのミス・ウェンズデーの顔はちょいとエネル様っぽいかもNE!さりげなくおにぎり両手掴みしてる王子も愛らしい! 私の好きなシーンその3!詩人だねェMr.8の所!二人揃ってあんな所に座ってべらぼうカッコイイ! 私の1番好きなシーン!GM号からバク転して去るあたり!あそこの二人が最強カッコイイ!この辺についてはまた後ほど語るとしよう…。いささかテンションが妙になってしまった。
素朴な疑問だが彼はフリルが好きなのであろうか。袖にもエリにもシャツのボタンの辺りにもヒラヒラついているし双眼鏡だってフリルつきだ。何だかかわいいなあ。
素朴な疑問その2。彼は「Mr.9」だから金属バットを使うのだろうか。この言いかただと何がいいたいのか皆目見当もつかないので、もう少し詳しく言おう。彼は「Mr.9」であって野球は9人でやるものだからバットを使うという設定になったのだろうか。ここまで言っても結局何が言いたいのか理解できぬので理解できぬまま話題を変えよう。
5に吹っ飛ばされて川だか海だかに落ちたMr.9だが今どうしているのだろうか。9ビビサイト様ではビビを追いかけてアラバスタへ、というお話をよく見かけるが是非ともそうして頂きたい。 表紙連載登場希望。あわよくば本編に再登場。
まあ再登場云々の話は抜きにしても、願う事はミス・マンデーとともに彼が無事であるということである。


アニメ:
アニメの彼について私に語らせるのはご遠慮願いたい。何故?何故なら。
ビデオを借りて彼の声を聞いた時に私は部屋から飛び出してそのまま廊下に倒れ伏してしまったとか作画もそのなんだ…とかバイバイベイビーの言い方がヨロレイライヒ〜みたいにギャグっぽすぎたとか最後の決めシーンでバイバイベイーと言っていたとかていうかウィスキーピークのあたりは全体的にテンポが悪かったとか、申し訳無いぐらいアレな感想ばっかり出てくるからである。だから語るのは自分でも遠慮しておく。ア、もう言っちゃった〜という感じだがもう言うのはやめておく。
アニメで褒めちぎる点といえば、肩車!!!こッれッしッかないッ!肩車である肩車!!!アニメでここまでやってもいいものか!つまりこれはアニメで5ペアがお姫様抱っこをするに等しい行為なのである!例えがまるで意味不明だ!
あれを観た時狂うかと思った。あそこで肩車をする必要は1ミリたりとてないというのに、あえて肩車。
アニメスタッフさん、大変有難うございました。(土下座)


1番好きな科白:「バイバイベイビー」
(ミス・ウェンズデー語りのえりの問いかけに答えて)その通りだ、えりよ。9ペアを語る上でバイバイベイビーは欠かせない!
この私が選んだバイバイベイビーにしてもあの最後の名場面のバイバイベイビーでなくミス・ウェンズデーとMr.9、二人揃ってのバイバイベイビーなのである。

「それでは我らはこの辺でおいとまさせて頂くよ!!」
「送ってくれてありがとうハニー達 縁があったならいずれまた!!」
「バイバイベイビー」

いえーーい9ペアサイコーーーーーーーっ!!!!!
このコンビネーション!ピッタリと合った息!メラカッコイイ!9ペア万歳!ていうかB・W万歳!
ところでMr.9は決して「おれ達」と言わない。「我々」か「我ら」である。 今までの科白にたまたま「おれ達」と言う機会が無かっただけかもしれないが、8回「おれ達」という機会があって8回とも我らか我々と言っているしミス・ウェンズデーは「私達」に「我々」と言っている。 だからどうしたのですかと尋ねたくなるが、Mr.9のそんな所も好きなのである。
ではやはりシメはこの言葉で。バイバイベイビー!(ドビーン!)







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