私の名前は☆(ビシッ★)只今楽しいハイスクールライフを満喫中☆
私の通ってる学校にはステキな友達がたくさんいるから毎日がとっても楽しいのv(デレデレv)
楽しいんだけど実は昨日から期末テストが発表されちゃってあんまり勉強が好きじゃない私はとっても憂鬱なワケなのね…
で☆も☆ココは前向きにわかんない所は皆に教えてもらおうと思ってるのね。ついでに誰かともっと仲良くなれたりしちゃったらいいなァとか調子の良い事思ってるのね。
そんなわけで今日は皆に勉強を教えてもらおうと思ってるでッスv

あ、ごちゃごちゃ考えてたら前方にリリーちゃん発☆見☆
リリーちゃんとは同じクラスなんだけど、リリーちゃんてカワイイのよね〜vv彼氏がいるのが残念すぎv
マーソレはともかく。
「リリーちゃんおはよーv」
「あ、ちゃんおはよー」
「ねえねえテスト勉強してる?」
「まっさかー、あたしが勉強なんかするわけないじゃーん。昨日もずっとベラミー達と遊んでたしー」
アラやっぱり☆マ、そうよね私も昨日は夕飯までずっとゲームしてそれからあとは12時までマンガ読んでそのあと10分ぐらい漢字の勉強しただけだシ☆
あ、ちなみにベラミーくんていうのはリリーちゃんのお友達ていうか親友の人v12人ぐらいのグループでそのリーダーがベラミーくんなのvいっつもつるんでてな・か・よ・し羨ましい☆
ついでに言うとそのグループの副リーダーのサーキースくんて人がリリーちゃんの彼氏。あーもーコンチキショウこんなカワイイ彼女がいるだなんて羨ましいったらありゃしない★でもサーキースくんもカッコイイしどうしましょー。マーどうもしないでいいんだけどね。
テキトーにくしでとかしてるだけの私とは違ってよくお手入れされてそうなリリーちゃんのサラサラな髪とか長いまつげとか見ながら悦に浸ってたら、そのサーキースくんがやってきましたv
「ようリリー。も」
「おはよ、サーキース」
「うっわサッサササササーキースくんおっはよ!!!!!」
うっはサーキースくん背ェ高ぇ…髪とかなっげえしカッコ良すぎるんだけど。朝からこんなもん見せられたら悦のあまり今日の授業放棄するしかないってもんよ。
アーサーキースくんとリリーちゃんお似合いだなーvvもーカッコイイしカワイイし見てるコッチがドッキドキ★
「何だお前ニヤニヤして…」
「アー気にしないでーvところでサーキースくんはテスト勉強してる?」
「ハッ、まさか。勉強なんかしてるヒマあんなら遊ぶっつの」
マ・そうよネ☆サーキースくんが勉強してるとこなんて見たことないし想像もつかないシv
「サーキースは勉強しなくても点取れるから余裕よねー。何であんだけ遊んでて学年2位かな」
「頭イイから」
「うわムカツク」
ア・そうそうサーキースくんて見かけによらず(失礼ぶっこき☆)頭イイのよね…。授業はサボるか寝てばっかだけどテストじゃいっつも学年2位ッツー何ともまァ信じられない(またまた失礼ぶっこき☆)結果を…
「ていうかさーアンタもそうだけどベラミーも何であんなに点取れるワケ?ベラミーなんかスポーツ特待生だからって授業中いっつも寝てるクセにあたしよりテストの点数いいし」
アーそうそうベラミーくんもテストの点数いいのよNE!普段はテストとかまともに受けないけど気が向いた時にやったテストの点数のたけェことたけェこと☆気が向いた科目しか受けないから学年順位で目立つ所には滅多に出てこないんだけどね。
「そんなんおれやベラミーよりエディのヤツに言えよ。アイツ、あの点で勉強なんざ全然してねェんだぜ。おれでも10分はやるってのに」
ベラミーくん達のグループは俗に言う”不良”ってヤツなんだけど、なーんでこんなに頭のいい人多いんでショー。エディくんなんか学年トップ…しかもそれで勉強してねえんですか先生。
「ファーみんな頭良くてイーわよねー。で、その頭のいいサーキースくんにお願いなんだけど☆」
「テスト勉強教えてくれ?」
「ザッツライト☆」
「ハーお前リヴァーズみてェなこと言うなよなァ…まあアイツよりはまだマシかな」
「なにリヴァーズなんて?」
「カンペ作ってくれだとよあの野郎」
「アハハハ!ソレいいソレいい!ね、あたしにも作ってよ、サーキース」
「ダーメ。ちゃんと勉強してくれお姫様」
「えーなんでーいいじゃん作ってくれったてぇ」
「お前おれらのクラスの試験監督のセンコー誰だか知ってるのか?現国のシュラだぜシュラ。カンニング絶対バレるし、バレたら槍でさされて燃やされて停学決定だ」
あチャー、シュラ先生ですカ☆そりゃやっべぇワ★あの先生きびしーのよねー。そりゃカンニングなんざやれませんわね!
サーキースくんがそう言ったらリリーちゃんしゅーんとした顔して、
「…わかった、勉強するわ。勉強イヤだけど、みんなと離れるのもっとヤだもん」
ですって奥さん!!!ッカーカワイイわねまったくもう!!!
「おれが勉強教えてやるからさ。大丈夫だって」
うぅわぁサーキースくんやッさシー!!!サーキースくんてちょーっと冷たい感じするようなしないようななヒトなんだけど、友達にはこっそり優しいのよNE!リリーちゃんになんかもーデロンデロンに優しくて☆ギャーなかよち★
「ん、ありがとね」
そう言って何ともマー可愛らしいお顔でにっこり笑うリリーちゃんの頭をサーキースくんたら軽く撫でたりしちゃって!うっわもう何この二人RABU-RABUでスな!
その仲睦まジー姿を見て悦に浸る余り私がゼェゼェしてると後ろから頭こづかれちゃった☆キャー痛くはないけど痛ーい☆誰でちかーと振り返ったらバ、
「オッス。お前まーた朝っぱらから発作かよ」
オーッとそこにいらっしゃったのはバイクに乗ったリヴァーズくんでした☆キャーバイクの後ろには彼女のマニちゃん★この二人もお似合いvあ、発作っていうのはサッキみたいに私が悦りすぎてヤバくなっちゃってる状況の事ね★
「だー――――――っおはよーリヴァーズくん!!!おはようマニちゃん!!!リヴァーズくんステキね超カッコイイね!!!」
「ようリヴァーズ、マニ」
「あーリヴァーズおはよ。マニもおはよv」
「おはよう皆。テストのお話?」
「そうなのーvもー私テストやッばいからおべんきょ教えてvって話★」
「おうソレソレ。サーキース君、カンペ作ってー」
「やなこったダルい。なんでお前の為に時間割いてやんなきゃいけねェんだよ。停学になっていいっつーんなら自力でカンニングしてろ」
「ケーッ、ハクジョーなヤツー。ダチの為に一肌脱げってんだ。わァかったよエディちゃんに頼みまーす。おれらサキにガッコ行ってっからな!んじゃあな!」
そう言ってリヴァーズくんはぶろろーんとバイク走らせていきました☆うしろに乗ったマニちゃんがまた学校でねvと手ェ振ってました☆アーいーモン見たわー。
ちゅーかいい加減登校風景に時間かけすぎネv紙面の都合でハイもう学校到着☆
靴箱で上履きに履き替えてたら、ベラミーくんのグループのひとりのロスくんがやってきたの!
「よ、ロス!今日は早いな」
「ホントだ、おはよロス!珍しく遅刻じゃないじゃんv」
「…おはよ。……、何してるんだ?」
は、話しかけないでってカンディー…!!!私はぜェぜェ言いながら心臓抑えてうずくまり中なんだかラ☆もう…もう…ロッ、ロスくん、ス・テ・キ…!!!!声聞いただけでメラドキューンよ!
「おはよう、いつも仲良いわねあなた達。…さん、どうしたの?」
わーおもっと病状悪化させる人がやってきちゃった!生徒会副会長のミス・オールサンデーちゃん!
ゲッフゲッフ!私ってば密かにっていうか堂々とミス・オールサンデーちゃんのファンクラブに入ってるくらいミス・オールサンデーちゃんのファンなもんだから更に心臓が苦しくなっちゃってv
ナンデボナイデズとか言いながら超ヤべェってのvだーってミス・オールサンデーちゃんってば可愛すぎv
「そう?ならいいけど…。じゃあ私はもういくわね。よい1日を…」
「バーイ副会長」
にこっと笑って去っていくミス・オールサンデーちゃんvアーカワイイvうーん今日も朝からハッピーネvゲフンv
あ、そうそうミス・オールサンデーちゃんて綺麗だけどちょっと妙な名前よね。でもコレにはワケがあるっつースンポーYO☆
この学校のMr.0くん率いる生徒会は、役員が皆本名秘密でコードネームで呼び合うってゆーちょっと謎な生徒会なのよね☆ハゲタカがいたりラッコがいたりしかもちょっと裏で何かやってそーなミステリアースな雰囲気もある生徒会なの★
んーでも私のクラスのMr.9くん、ミス・ウェンズデーちゃん、Mr.7くん、ミス・ファーザーズデーちゃんも生徒会なんだけど、あの人達はあんまりミステリアスでも何でもないワネ☆いつもノリノリでいいカンディ☆
「アーそーだそーだロスくんは勉強してル?」
「…勉強?」
「昨日テスト発表あっただろ。その勉強」
「…忘れてた。してない。昨日遊んで帰ったあと寝たし」
「うっわステキ…!!!」
「…何が?」
「ロス、のことは気にすんな…今日は朝からいつも以上におかしいからよ」
マ、失礼ね!って言いたいとこだけど、ホントのことだしマーいいわ☆
4人でギャイギャイ言いながら(言ってたのは私ひとりなんだけどねv)教室に入ったら、ちょうど本予鈴が鳴ったわ。うーん本鈴まであと5分。その間にひとりでも多く勉強教えてくれる人確保しとかなきゃね!
このクラスならそーねーサーキースくんはアウト☆だし、ロスくんに教えてもらいたすぎなんだけどロスくんは成績あんまり宜しくないし、うーん、エディくんなら教えてくれるかしら?
そういえばリヴァーズくんもエディくんに教えてもらう系のこと言ってたし!エディくんはどこかナ!?と、教室内をきょろきょろ見まわすと、いましたいましたエディくん!
机の上に座ってるリヴァーズくんと何かおしゃべり中☆アラよく見ると生徒会執行部員のMr.9くんとミス・ウェンズデーちゃんも一緒だわ!
と、また私の心臓がぎゅいぎゅいしめつけられてきましたワ…!!!!いい加減てめえ浮気性スギ☆って言われちゃいそうだけど、私Mr.9くんラブvあ、でもMr.9くんてミス・ウェンズデーちゃんと仲良いのよねー!だ・か・ら、私は草葉の陰から見守ってるだけでィッスvそっちのが幸せv
「おっはよーみなさーんvねえエディくん、ちょっとお願いあるんだけどーv」
「あァおはようさん…お願いって勉強のことか?」
「ワーさっすがエディくん☆そのトーリ★」
「カンペならダメだぜー。エディちゃんケチって作ってくんねェの」
「ケチってないめんどくさいだけだ…それにシュラ相手にカンニングしようなんざお前バカか?そんな大それたことするくらいなら白紙で出せ」
「やァなこったマニさんに何でもいいからとにかく書いてなるべく白紙で出さねェようにって言われてんだよ」
「何でもいいなら自分で考えて何か書け、お前が正しい答え書いてたらかえって怪しいだろ」
「オイそれどういう意味だよ」
あらあらお二人ともいつもの如く仲良く言い合い始めちゃった☆こりゃ暫く長引きそーネ★それでいっつもリヴァーズくんが言い負かされるのヨネ★
もエディに勉強教えてもらうの?」
「そーなのヨ、ミス・ウェンズデーちゃん☆もーエディくんしか頼れそーなヒトいなくてNE。ミス・ウェンズデーちゃん達モ?」
「違うさ、我々は自力できちんと勉強するぞ君。なあ、ミス・ウェンズデー?」
「ええ、Mr.9。私達はエディとリヴァーズと一緒にテストのことを話していただけよ、
「どのあたりが出そうか、とかな」
「あーそのへんだけでも教えてくれよエディ!つーか勉強教えて!」
「おれがそんな面倒なことすると思うか?願い下げだ」
だーこりゃエディくんは無理っぽいわねー。とかなんとかやってるうちに本鈴だわ!急いで席つかないとチャイム席よ!
「よーおテメェら昨日からテスト期間になったが勉強してるか?ン?フフ!してそうにないってヤツが何人もいるな!フフフ!まあ頑張っていい点取れよ!それと判ってると思うがカンニングなんかの不正行為したヤツは生活指導室でおつるさんにたっぷりしぼってもらうからなァ?」
担任のドフラミンゴ先生なんだけど、この先生よく笑うわねー。ホームルームの10分間中ぼけーっとしながら何回笑ったか数えてたら、なんと37回も笑ってたわ!わおすっげえ。笑い上戸?
そんなことしてたもんだから今朝の伝達事項なんかさっぱり頭にはいってなかったり☆マ、どーせたいしたこと言ってないだろーからいいっしょ☆
さって1時間目は保健ね!保健の授業は教室移動しなくていいから楽だわー。
よっしもーこうなったら今日1日で一人でもいいから勉強教えてくれる人探すわよー!
「ハッピーかい?ガキ共!ハッピー?よーしよし、それじゃ、今日はこないだの続きをやるよ!教科書62ページだ、ホラ早く開けな!」
保健ってそんなに好きじゃないんだけど、先生が好きだから頑張れちゃうワーvちょっと恐いけど、ステキな先生なのv
あ、そーいえば私の前の席、ミュレちゃんだったわ!ミュレちゃんてベラミーくんのグループの人v保健の成績はクラスでダントツトップなの!こりゃ教えてもらわなきゃネ!
ねーミュレちゃん、保健のテスト勉強教えてくれないv?って紙切れに書いて、その手紙をこっそりミュレちゃんに渡そうとしたら、
「そこ!授業中に手紙交換するんじゃないよ!」
って、先生にメス投げられちゃっターv失敗☆じゃあ、今度はコレでどうだ!教科書に手紙はさんで、「ねえミュレちゃん、ココなんて読むのーv?」っとさりげなくv
よっしこれはバッチリお咎めナッシング!作戦成功!
どこ?って言いながら教科書を覗きこんだミュレちゃんは、手紙に気付いてフフ、って笑ってウィンクしながらオーケーってこっそり言ってくれたの!ギャーミュレちゃんカワイー!!ってそうじゃなくてありがとミュレちゃん!!ってぼそぼそ言ったら、
「授業中の私語は慎みなァ!」
って、先生に今度は包丁投げられちゃっターvしかもかすったシ☆んー私ってミュレちゃんと違って小声でも声デケェのよねv今度から気を付けなくチャ☆
マーそれはともかく保健の授業はとりあえずオッケーね!ミュレちゃんが教えてくれるなら私でもそこそこ点数取れるっしょ!取れたらいいネ!
ボケボケ考えてる間に1時間目終了☆休み時間中に他の科目教えてくれるヒト探さなきゃ☆私って自分で勉強する気ないのかしらねー?必殺他力本願★
席を立ってサー誰にすっかァーと周りを見渡してたら前の戸からベラミーくんがダルそうにご登場☆うーんベラミーくん1時間の遅刻☆いつもは午後から来るとか1日中サボるなんて当たり前だから今日は珍シーわネ☆
「ようベラミー今日は早ェな」
サーキースくんが真っサキに声かけてるワ☆あの二人仲良いもんネ★
「よう。今日はいつもより早く目ェ覚めたからたまたまな。これからおれフケるけどお前らどうする?」
「あーあたしもサボるー。みんなもそうするでしょ?」
「リリーとベラミーがフケんならおれも」
「おれもフケる。もう授業めんどくさい」
うーわベラミーくんのグループのヒト皆授業サボるって!いや別にいーんだけどネ、勉強誰に教えてもらおうかチラ!?
「ゴッメーンみんなちょーっと邪魔しちゃうけど誰かなんか勉強教えてくれたりしナーイ☆!?あ、ベラミーくんOHAYOU★」
「ようも一緒にフケるか?」
「ベラミーさんの質問聞いてる?」
ミュレちゃんが笑いながらベラミーくんに言ってくれたワ★ミュレちゃんが言ってくれなかったら私自分の質問も忘れてついうっかりフケるー☆とか言っちゃってたワネ★
「勉強?お前、おれに言ってるのか?本気で。無理だぜ、おれ教えるの下手だからな」
「ウッソォ、ベラミー教えるの上手いよー?前あたしに物理教えてくれたでしょ?超わかりやすかったもん」
「そうだベラミーお前でもいいや!おれにカンペ作ってくれよ!もしくは勉強教えてくれ!」
「…『でもいいや』ってのァ何だリヴァーズ。教えてやんねェ」
「うわオイ、頼むベラミー!」
「ほんとバカだなお前…」
「エディ、ソレ言っちゃカワイソー」
「つーかテメェいい加減カンペから離れろよ」
うーんみんなわいわい楽しそーで私のはいりこむスキないわネ☆ていうかもーみんなサボタージュ★みたいだし諦めて他の人探そっと!
おっと2時間目は英語!ウチの学校英・数・国の3科目は習熟度別にクラス分けてっから、英語でも教室移動しなきゃいけないのよね!あーメンド!教科書、ノートに筆記用具。忘れ物ないわね!レッツらゴー☆
どたばたしながら英語の教室に到着☆ワー凄い殆ど皆揃ってるワ☆まだ休み時間五分はあるのにねー。英語のヒナ先生美人でカッコ良くて人気あるから皆英語の時間はちゃんとするのヨネ★
あ、そうそうこの時間は他クラスと合同だから誰か他クラスのコにも勉強教えてもらおっかナ☆
「おぉっとコニスちゃんこんにちはーv」
「あ、さん、お隣失礼しますねv」
「ドウゾドウゾ★ねーねーコニスちゃんもし良かったら私になんか勉強教えてやってくんないカナ★」
「お勉強ですか、テスト発表ですもんねぇ。私で良ければ何かお教えさせて頂きますv」
「ウッキャありがとコニスちゃん!ジャー英語とかオッケ!?」
「ハイ私英語は得意ですのでvお役に立てるかどうかはわかりませんけど頑張ってお教えしますね」
「ありがとー助かるワー!さんきゅーべりーまっちコニスちゃん!」
「いえいえv上手にお教えできないかもしれませんが頑張りますね」
うーんコニスちゃんいいコだなぁv合同授業バン☆ザイ★
さってと、これで英語も心配しないでいいわねー。テキトーに授業うけてりゃいいわ。コニスちゃん頭いいしvつーか私のまわり頭いい人ばっかで助かるワーv
ウキウキしながらノートに落書きしてたら、コツン☆って先生に頭たたかれちゃった☆
さん、何をしているの?授業中にこんなことをするだなんて…ヒナ傷心。わたくしの授業、退屈かしら?」
ぎゃーん先生の悲しソーな顔見てらんないわー!ちゅーかヒナ先生そんな顔でもキ・レ・イ!美人は何しても美人ネ!
「ごごごめんなさい!先生の授業が退屈なんてこと全くありませんから!あ、私その英文の日本語訳、前に出てやりますんで!」
「そう?じゃあお願いするわ」
えっと…アイ レフト ァーリィー イン オーダー トゥ…カチ?キャッチ!?キャッチ!ザ ファースト トレイン?
んー何コレどういう意味よ。私は左にはやく最初にトレインをキャッチしましたーでいいのかナ!?
さん…違うわ、私は始発電車に乗るために家を早く出ました、よ。『in order to〜』は何々するために、という意味。昨日やったでしょ?」
いやーん英語の授業は散々★だったけど、教えてくれる人はゲットしたからマシってもんよね!
さってとお次は化学ね!ヤッダ私化学って超苦手★化学担任のロシオ先生ってちょっと怖いシー☆そういえばロシオ先生とベラミーくんってちょっと仲悪いのよねー。
あの二人顔合わせるたびに険悪なムードになるけど、今日はベラミーくん授業サボってどっか行ってるから大丈夫ネ!フー一安心★
「さァお前らさっさと席につけ…んん?サボリが何人かいるみてェだな…へっへへへまァいいそれなりの処分をくれてやるぜ」
キャーベラミーくん達大丈夫かちら!?ただでさえロシオ先生とは仲悪いのニー!マーでもベラミーくん達なら大丈夫ヨネ…!?ドキドキ★
「…!オイ聞いてんのか?ボーッとしてねェでお前この問題前に出てやってみろ」
ホゲェェ!?ボーッとしてたらイキナリそんな事言われちゃっター☆ちょっと困るわよ私化学超苦手だし授業聞いてないし!
マーでもしょーがないわ言う事聞かないと賭けポーカーの相手させられるし…しょうがなく前に出て黒板に書かれてる問題を見てみる私ー☆
んー何々?塩化アンモニウムの溶解熱は−14・8kJ/molである、この熱化学方程式を書け?ッハ!??何よこの問題意味不明そんなもん知ったこっちゃねェわYO!熱化学方程式って何デスカ!?
「へっへへへ…どうしたまさかわからねェなんて事はねェよな?」
ギャーそのまさかヨ先生!ゴメンナサイ私授業聞いてませんでしタ★とかゆってる場合じゃねェわよさっさと問題解かないとヤバイわよ!
えーとえーと確か塩化アンモニウムの化学式はNH4Clデー…で?そっからどーしろっつーのYO!?
溶解熱が−14・8kJ/molだからどうしったつーの!!?ッたく化学なんかこの世に生み出したのどこのドイツよ!!?
「どうした…手が止まったままじゃねェか。それァ今日、しかもたった今教えたばかりの問題だぜ。なんなら放課後特別補習といくか?へへへ…」
だっからロシオ先生!ちょっとその笑い方やめてほしいのヨね!かなり不・気・味☆
ちゅーか補習とか言ってるけどどうせ賭け事の相手させられんのよねー…教師なのに校内でんなことしょっちゅうやってて凄いわよこの人。
てYOUかもうお手上げでッスv全ッッ然判りまセンvいやーん特別補習いきー!!?
と、その時!!!(ガチンコナレーション風☆)
チョーク持ってガクガク震えてたら、「おねえちゃん!」ってちッさい声が横から聞こえてきたの!
チラッと横目で見たら生徒会委員のMr.ビーンズ君が自分のノートをココ、ココ!って指さしてたのYO!えーとNH4Cl+aq=NH4Claq−14.8KJ!?わーおもしかしないでも答え!!?
私はざかざかっとそれを黒板に書いたワ!因みにロシオ先生は補修のときに何すっか考えて自分の世界に入ってたのでMr.ビーンズ君には気付かなかったみたい!やったぜ!
「先生!できましたー!」
「あァ?……なンだてめェ正解じゃねェか賭けに付き合ってくれるんじゃなかったのかよ!?」
ちょーっと先生特別補習とか言ってたクセにやっぱ賭け事に付き合わせるつもりだったのネー☆しかも私が絶対問題解けないって決めてかかってたみたいネ★チッキショーその通りだけどマーとにかくセーフセーフ★
「や、でも出来ちゃいましたカラー!」
「チ…しょうがねェまた今度だ…席ついていいぞ…」
何!?また今度!?今なんかすっげイヤな言葉聞いたような気ィすっけど忘れまショ!さっさと席つこーっと!っと、そうだそうだ!
「Mr.ビーンズ君、サッキはありがとNE!」
「お礼はいいよ、おねえちゃんがあんまりガクガクしてて見てられなかったからさ」
アラ私そんなにガクガクしてた!?キャ・恥ずかチー★それはともかくMr.ビーンズ君いい子ネー!あ、そうだMr.ビーンズ君に化学教えてもらおうかナ!?
グッドなアイディアを思いついた私は、ロシオ先生が黒板に次の問題書いてる隙にMr.ビーンズ君に『★私に化学教えてくれナイ!?★』って書き殴った紙切れをポイ☆さァお返事は!?
『ボクそういうことにがてなんだけど、それでもいいなら。ボクがべんきょうおしえるかわりにおねえちゃんは何かしてくれる?』
ですッテー☆マ、抜け目のないコ★んーそうネー私にできるこっちゅったらーお弁当わけるとか飴チャンおごってあげるとか絵本を読んであげるとかー?みたいなこと書いて手紙かえしたら、『あのねおねえちゃん、ボクはおねえちゃんが思ってるほど子どもじゃないんだよ?いいよ、タダでおしえてあげる』だってサ☆あーらメンゴメンゴー☆
さーてーとーコレで化学もオーケー!!!午前中最後の授業、4時間目は国語ネ!うっふっふぁ!(笑い声)私国語は唯一得意ヨー?モー漢字の読み書きまっかせなサイ!!つーもんだから国語のテストは自力で安心☆でも先生クソ恐いから授業は真面目にうけるわよ!
「さて今日は新しい所に入る…104P『美神』だ。…、読んでみろ」
ぃよっしゃーーッ!ま・か・せ・ろ・ってカンディー!!
「…八十三歳の博士は今、臨終の床にある。しかし病褥に近づくことを許されているのは、美術愛好家の若い真摯な医者N博士一人である。…」
やーもー病褥とか真摯とかにわざわざフリ仮名ふらなくてEのニー☆教科書なんてとりあえず読めばいいんだから楽よネーv
「クカカカカ!」
「んん?どうしたフザ…あァ、そうかそうだな、よしよくできた。座れ」
…前から思ってたんだけどーシュラ先生の隣にいっつもいるフザってアレ何なのかしら?鳥っぽいんだけどちょいデカすぎっちゅーか鳴き声変っちゅーか火ィ吐くっちゅーか。なんかシュラ先生会話してるし。
マーあんまり気にするようなことでもないようなそうでもないようなってカンディね☆そんなことをボケーッと考えててまったり過ごしてたらいつのマニかもう授業終わりそう★ギャーまった話聞いてなかったワー☆でもマ・国語なんて授業聞いてなくても判るからいっか☆うーんこの腐った根性。
「…さて、今日はコレで終わるが、知っての通り昨日テスト発表があった。承知しているだろうが、怠けて勉強せずに赤点をとったりカンニングなどという腹立たしい行為をした愚か者はおれが“試練”をくれてやる。お前らこれだけは覚えておけよ」
ヒエェェシュラ先生目が超☆マジ!おっそろシー☆ちゅーか『これ“だけ”は覚えておけ』ってそーんなこと言ったら他の勉強に関することとかは覚えておかなくていんでスか先生とか言おうと思ったけど恐いからやめたワ☆
デッケェフザをつれて教室を去っていくシュラ先生を眺めつつ、とりあえず国語は頑張っていい点とったるワイと思ったワ☆国語は唯一自力でできるからわざわざ誰かに教えてもらう必要も無いしネ★
さってととりあえず4時間目も終わったしコレで午前中の授業は終了ネーvきゃっほーいきゃっほーいお弁当よおべんとー!もー私おべんとーの時間が至福の時なのよNE!2時間目あたりから腹が減ってしょーがなかったカラ尚更嬉しいワーv
誰かと一緒に食べようかチラーとか思ってとりあえずその誰かをさがしに弁当箱持って屋上へ★おべんとーっつったら定番は屋上ヨネそうでもないけどね。
屋上に誰もいなかったら一人でのんびり青空のもと弁当を食らうのもまた一興!とにかく屋上へレッツゴー★
サーこの話後半へ続くわヨ!
ひゃっほうい長ったらしいうえに大変アホくさいけどソレでも宜しいって方はお付き合いしてやって下サイネ!そんじゃまったネー!